木漏れ日に誘われて 間々田の伝説をめぐる旅
文化と伝統のまち・間々田を歩く
「ジャガマイタ」(国選択無形民俗文化財)を代表する文化、
「間々田ひも」(県無形文化財)をはじめとする伝統を持つ
小山市間々田地区へ行ってみませんか?
1.
小山市立車屋美術館
車屋とは、かつて肥料問屋を営んでいた小川家の屋号。同家の建物は現在、国の登録有形文化財になっています。また、かつての米蔵が美術展示室として使用されていて、年に5回ほど企画展が催されるほか、市民ギャラリーなどにも利用されています。
2.
逢いの榎
日光街道のど真ん中!“あい”の榎
江戸に18里、日光に18里の日光街道のちょうど中間点。
ここにはかつて、「逢いの榎」と呼ばれる2本の榎の大木があった。
中間点の榎から「間の榎」が「あいの榎」と転じて、いつのころからか、ここに願いをかけると相思相愛の男女が結ばれるという俗信から「逢いの榎」と呼ばれるようになった。
1965(昭和40)年の台風によって、この大木は倒れてしまったが、現在は地元有志によって、2代目の榎が街道を歩く人々を迎える。
3.
間々田ひも店
歴史と心を結ぶ紐
草木染の上品な風合いと手組みのしなやかな使いやすさ。飽きの来ないデザインは多くのファンの心をつかんで離しません。
手組の上品で柔らかい紐(ひも)を作る技術を、間近で体験する事が出来ます。
4.
4丁目のコロッケ屋さん
まちのコロッケ屋さんで自慢のコロッケに舌鼓!
間々田のまちなか、ジャガマイタで有名な八幡宮のほど近くにあるお総菜屋さん。
揚げたてのコロッケをはじめとしたお総菜・お弁当が地元では大人気!
まちあるきのお供にぜひ食べておきたい一品。
5.
間々田八幡宮
水と緑が囲む厳かな社と静かな公園
敷地は約2万坪におよび、一部が『間々田八幡公園』として開放され、市民の憩いの場となっている。境内には鎮守の森に守られるように二つの池がある。毎年5月5日に行われる奇祭「ジャガマイタ」は国選択無形民俗文化財。
境内にある土俵は、映画「テルマエ・ロマエⅡ」の撮影場所となった。
6.
おたけ坂
江戸時代の町娘の悲劇…
江戸時代、日光街道・間々田宿のある旅籠に「おたけ」という、親孝行で美しい看板娘がいた。
おたけは、将来を誓った相手である使用人・佐平がいたが、親の決めた縁談を断りきれず、ついに2人で家を出ることを決意する。
婚礼の前夜に、上州に逃れようと家を出た2人であったが、見つかってしまい、追いついてきた者と揉み合いになった末、彼らが手に持っていた鎌が当たり2人とも亡くなってしまう。
かわいそうなおたけに同情した人々はいつしか彼女たちの墓碑のあるこの坂を「おたけ坂」とよぶようになった。
7.
小山市間々田市民交流センター(しらさぎ館)
小山・間々田地区の市民憩いの場
小山市間々田地区に2009(平成21)年オープン。
間々田公民館や市立中央図書館分館などを備えた公共施設。
ほかにも、2面の野球ソフトボール場やサッカー兼陸上競技場、交流広場などの施設も併設している。
8.
山下通り
間々田地区屈指の桜の名所
小山市間々田地区屈指の桜の名所。
約100本のソメイヨシノと思川桜(小山市原産)が咲き誇る遊歩道。
同地区の間々田八幡宮と並び桜のシーズンには、多くの人々が花見に訪れる。
9.
小山市立博物館と乙女不動原瓦窯跡
春はさくらの名所でもある縄文香る遺跡
小山市の古代から現代に至る姿をわかりやすく学ぶことができる。
年数回、企画展(有料)や特別展(無料)を開催。
隣接する乙女不動原瓦窯跡は国指定史跡。
奈良時代に、下野薬師寺などお寺院の瓦を製造した工房跡。
10.
ドラヤキワダヤ間々田
老舗の伝統と新たな発想の交錯するどら焼き!
間々田で100年続く老舗の和菓子屋。店内には、さまざまな種類の「どら焼き」が並ぶ。
昔ながらのどら焼きにバターをはさんだ人気の「バタどら」をはじめ、珈琲、ジャムなど斬新な味も楽しめる!
コースマップ
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