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五行川橋梁

本橋は、小貝川橋梁とともに真岡鐵道の橋梁の代名詞ともいえる橋梁で、国内では現役最古の

ポニーワーレントラス橋です。イギリス積みで組成された煉瓦橋脚とともに、わが国の鉄道草創

期の息吹を今に伝える貴重な地域の歴史遺産として、平成23(2011)年に土木学会選奨土木遺

産に認定されました。

真岡鐵道は、明治43(1910)年に公布された「軽便鉄道法」により、明治45(1912)年4

月1日に真舘線として下館~真岡間が開業し、大正9(1920)年に茂木まで延長され全線が開通

しました。平成24(2012)年には開業100周年の節目の年を迎え、今なお栃木県東南部および

茨城県西部地域の産業の興隆と地域の連結強化に大きな役割を果たしています。

わが国の鉄道草創期に橋梁の設計を担ったのはイギリス人技師であり、明治15年から明治29

年までの14年間にわたり技師長(当時の名称は建築師長)を勤めたのがC.A.W.ポーナルで、支間長

の標準化などわが国のその後の橋梁設計に大きな影響を与えました。真岡鐵道に架かる五行川橋

梁および小貝川橋梁は、このイギリス系のポーナル型ピントラス(99ft、ポニー)です。

また、鋼材が貴重だった当時の橋梁は、機関車の大型化に伴い幹線鉄道から地方の線区に転用

されたものが多く見られます。小貝川橋梁は銘板から明治27年Patent Shaft & Axletree社製で

あることが確認でき、五行川橋梁には銘板はありませんがその形状から小貝川橋梁と同時期に製

作され、大正2(1913)年の開通に合わせて転用されたものと考えられています。

【インフラスポット】参考:土木学会栃木会資料

基本情報

住所 栃木県真岡市東郷(北真岡駅~西田井駅)