大光寺橋 だいこうじばし

大光寺橋は一級河川思川に架かる橋です。本橋を通る栃木・二宮線は、栃木市と下野市を結ぶだけでなく、緊急輸送道路にも位置づけられており、非常に重要な役割を担っています。もともとは現在の橋の北側に旧橋が架けられていましたが、昭和36年の架設から半世紀以上が経過し、橋の老朽化や橋脚洗掘による増水時の通行止めなどの問題から平成21年度より事業が着手され平成26年に現在の新橋が完成しました。
新橋の大光寺橋の整備にあたり、架橋位置の地質調査を行ったところ河床面よりも非常に高い地下水圧が確認されました。下部工開削時には地下水による掘削底面の崩壊が懸念されるため、ニューマチックケーソンが採用されています。ニューマチックケーソン工法とは、あらかじめ地上でケーソン下部に気密性の作業室を設け、作業室への湧水を空気圧により防ぎながら、掘削・沈下を行って所定の位置に構築物を設置する工法です。これにより、直接目視による精度の高い施工が可能になり、河床面より高い水位の地下水に対応可能となりました。また、上部構造形式を小さな曲線に対応可能な鋼細幅箱桁とすることで、橋桁すべてを連続して伸縮装置を省略し、走行性の向上を実現させ、桁下の外観もすっきりとさせることが出来ました。材料においてもミニマムメンテナンスを目指して耐久性の高い合成床版と、腐食進行防止のため安定した錆をあらかじめ形成した塗装不要な耐候性鋼材を採用しています。
【インフラスポット】


■路線名:県道 栃木・二宮線(とちぎ・にのみやせん)
■所在地:栃木県栃木市大光寺町
■交差物:一級河川 思川(おもいがわ)
■橋長(最大支間長)径間数:339.0m(53.0m)7径間
■上部工形式:鋼7径関連続箱桁橋(細幅)
■下部工形式:場所打杭基礎逆T式橋台2基
ケーソン基礎壁式橋脚4基、場所打杭基礎壁式橋脚2基
■架設年:平成27(2015)年
■管理者:栃木県栃木土木事務所












 

周辺観光情報

基本情報

住所 栃木県栃木市大光寺町
電話番号 0282-23-3433 (栃木土木事務所)