ロマンの碑 

明治ロマン。画壇『青木繁』ゆかりの『ロマンの碑』

明治ロマン。画壇『青木繁』ゆかりの『ロマンの碑』
明治ロマン。画壇『青木繁』ゆかりの『ロマンの碑』
住所:芳賀町東高橋地内(国道123号 五行橋付近)

明治の天才画家、青木繁の名作の数々が福田たねとの愛の中から生まれたことを記念するため、芳賀町東高橋の五行川のほとりに作られた碑と庭園である。昭和49年に県立美術館が開催した「青木繁・福田たねのロマン展」が契機となって建設委員会が組織され、広く美術愛好家に呼びかけて約一千万円の募金に成功し、益子町在住の彫刻家和久奈氏の設計と制作により昭和51年に完成。
青木繁は、明治39年12月から翌年3月まで旧水橋村の五行川左岸の東高橋の福田たねの実家に滞在し、同川右岸の与能黒崎家の一室を借りて、最後の公開作になった「わだつみのいろこの宮」(石橋美術館所蔵、重要文化財)を制作した。夏目漱石などが絶賛したこの作品は、当時の画壇からは正当な評価は得られず、彼の生活は放浪の旅へと向かっていった。
ロマンの碑は、この両岸を結ぶ橋のたもとに建てられている。この橋は「わだつみのいろこの宮」を東京府勧業博覧会に出品するために上京する青木繁と二人の間に生まれた幸彦を抱いたたねとの最後の別れの場所でもある。二人の愛と悲しみを秘めて流れる五行川のこの橋のほとりに建てられた「ロマンの碑」には、上部にパレットを持つ青木繁、その右に福田たね、下部に赤ちゃんの幸彦が浮き彫りされている。

碑の近くには、公園として駐車場・トイレ・案内看板が整備されています。
さらに、五行川の護岸には、作品『海の幸』が陶器製のレリーフ版により壮大に再現されています。

 

周辺観光情報

基本情報

住所 栃木県芳賀郡芳賀町東高橋
電話番号 028-677-0009 (生涯学習課)
電車・バスでのアクセス東武宇都宮駅から東野バス益子行で40分「栄町」下車徒歩1分