日光橋 にっこうばし

日光で来訪者を迎える世界遺産の表玄関「神橋」。
「その昔、日光開山の祖「勝道上人」が大谷川の激流に阻まれ立ち往生し、神仏の加護にすがっ
たところ、2匹の大蛇が現れ橋となった。しかし、鱗が滑り渡れずにいると蛇の背中に山菅が生
えて道ができたとされ、神橋は別名「山菅の蛇橋」と言われている。」と日光の小学生は習います。
朱塗りの「神橋」ばかりに目をひかれますが、足下に目を向けると今回の主役「日光橋」が静かに
その役目を果たしています。
日光橋は寛永13(1636)年、東照宮の大規模な増改築が行われた際に一般通行用の仮橋とし
て架けられました。以来、日光橋は宇都宮方面から二社一寺や中禅寺・湯本・足尾方面への架け
橋となり、さらに明治43(1910)年には日光電気軌道が開業し、路面電車が橋の上を通るなど、
日光橋は観光、生活、産業にとって重要な役割を担ってきました。
戦後になると、急激な自動車交通の増加に伴い昭和37(1962)年に現在の橋に架け替えられ、
その外観は神橋を邪魔すること無く控え目ですが、金色の擬宝珠を飾った高欄は微かな自己主張
を感じさせ、日光橋は、今日も大谷川を渡る多くの観光客や市民の足下を支えています。
日光橋を渡ると、もうそこは世界遺産「日光の社寺」です。
【インフラスポット】参考文献:広報にっこう(2006年4月1日創刊号)


■路線名:国道 119号
■交差物:一級河川 大谷川(だいやがわ)
■橋長(最大支間長)径間数:38.0m(37.0m)単径間
■上部工形式:鋼単純鈑桁橋
■下部工形式:直接基礎半重力式橋台 2基
■架設年:昭和37(1962)年
■管理者:栃木県日光土木事務所









 

周辺観光情報

基本情報

住所 栃木県日光市山内~上鉢石町
電話番号 0288-53-1211 (日光土木事務所)