じょうらくじ

常楽寺

壬生町

  • 歴史・文化・自然

2023年10月11日更新

栃木県の
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県南エリア

向陽山 常樂寺

創建は西暦1462年(寛正3年)、壬生家初代の壬生胤業(みぶたねなり)が開基とされています。
一州正伊禅師(道元禅師から十世の法孫)を招いて開山したのが始まり言われています。
胤業の戒名「常楽寺殿亀雲道鑑大居士」に因み、常楽寺と名付けられました。それ以来、壬生家の菩提寺として、庇護されて境内には七堂伽藍が造営され、寺領26石が安堵されました。
壬生氏は古くから宇都宮家に従っていましたが、独立を画策した為に小田原の北條氏方と結び、西暦1590年(天正18年)の小田原の戦いで、当時の壬生義雄(みぶよしたけ)酒匂川で戦死しました。壬生義雄は戦死の後、領地を取り上げられ壬生家宗家は滅亡、常楽寺は庇護者を失い一時衰退しました。しかし、その後も壬生氏旧家臣や歴代壬生城主に庇護されます。
西暦1712年(正徳2年)に徳川幕府の命を受けた、鳥居忠英が3万石で壬生藩に入封すると常楽寺が菩提寺として定められました。その後は、鳥居家歴代の菩提寺として庇護されて、隆盛しています。
西暦1840年(天保11年)、玄昌の解剖を元に高倉東湖が描いた「解体正図」は壬生町指定文化財が、壬生町指定史跡に指定されています。
現在の本堂は西暦1850年(嘉永3年)に再建されたものです。

基本情報

住所 〒321-0225 栃木県下都賀郡壬生町本丸1-1-30
問い合わせ先 0282-82-0225
アクセス 電車・バス 東武壬生駅から徒歩15分
北関東自動車道壬生ICより車で15分

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