幻想的な古式ゆかしい衣装に身を包んだ「分湯行列」
豊かな温泉の湧出を祈願する伝統行事「古式湯まつり」が塩原温泉街で9月最終日曜日に行われます。
1659(万治2)年に塩原温泉発祥の地である元湯(もとゆ)が土砂に埋もれ、温泉の湧出が途絶えました。当時の領主や塩原の人々はその復興を願い温泉神社に祈りを捧げ、そのかいあり温泉が再び湧き出るようになりました。この故事にならいお湯への感謝と、末永い塩原の繁栄を祈り、元湯のお湯を各地区の温泉神社に分湯するようになったのが湯まつりの始まりです。
まつり当日は、元湯の源泉から汲み取られた「御神湯(ごしんとう)」を塩原の鎮守塩原八幡宮に奉納します。
また、各地区の温泉神社や源泉に奉納するための分湯行列が練り歩き、湯っ歩の里にて古式ゆかしい「分湯(ぶんとう)の儀」が執り行われます。分湯式では地元中学生による巫女舞などが執り行われます。
基本情報
住所 | 〒329-2921 栃木県那須塩原市塩原602-1 | |
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問い合わせ先 | (特非)塩原温泉観光協会 TEL 0287-32-4000 | |
公式URL | https://www.siobara.or.jp/ | |
開催日時 | 開催期間 | 2024年9月29日(日)[予定] <毎年9月最終日曜日開催> |
開催時間 | ■11:00~ 御神湯 湯汲み式【元湯温泉】 ■12:00~ 御神湯 奉納【塩原八幡宮】 ■13:30~ 分湯行列【中塩原(那須塩原市塩原支所)出発】 ■14:20~ 分湯式【湯っ歩の里】 ※急遽変更になる可能性があります。 |
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アクセス | 電車・バス | JR宇都宮線西那須野駅からJRバス塩原温泉行きで約40分「塩原門前」下車徒歩約5分 JR東北新幹線那須塩原駅からJRバス塩原温泉行きで約65分「塩原門前」下車徒歩約5分 |
車 | 東北自動車道西那須野塩原ICから約25分 | |
駐車場情報 | 台数 | 県営無料駐車場(古町)・塩原温泉交流広場(門前)・七ツ岩吊橋駐車場(塩釜) |
備考 | 御神湯と紅白餅の配布を一般のお客様も受けられます。 ※300円(予定) |